初めて高知を訪れたときのこと

初めて高知を訪れたのは、夫が企画した大学卒業旅行でした
全都道府県を車で巡る旅で、私は関東から西側の旅行に参加しました
まだ学生だったので、なるべくお金を使わずに旅をする!と決め、基本は車中泊
一日一食はその土地の名物を食べようと決めていたなあ
私は車酔いしやすいんですが、助手席で酔いながらも一生懸命食事処や温泉をスマホ検索した記憶があります
運転あんまり得意ではないので、助手席でも役に立たなくてはと頑張っていたなあ、、、
それ以外にも、カーブミラーは夫が目を離すよりも長く見て先をチェックしたり、
対向車にいち早く気付けるように先を見ていたりしたっけ、、、懐かしいなあ
あ!今でもしていますよ!でも、あの旅行の名残なんだろうなって思います

話がそれましたが、旅行中、高知県では、あの、、トンネルを抜けたところにある道の駅(名前が出てきません、、)に泊まることにしました
車を停めて降りたら、見上げた夜空がどこよりも綺麗でした
比喩じゃなく、今まで見てきた星空の中で一番だった
関東から西日本まで巡ってきた中でも一番綺麗だった

天の川って本当に川のようなんだ、肉眼でこんなに良く見えるんだって初めて知りました
こんなにきれいなら、織姫と彦星は毎日顔合わせられるんじゃないかなあとかわけのわからないことを思ったっけ
白い息が視界を曇らせるのがもったいなくて、ひたすら息を止めて空を見上げていました

あの日から高知はなんだか私にとって特別な場所でした

そう!あと、街灯の少なさと道の暗さには驚きましたねー
馬路村に向かって夜に車を走らせたんですが、あの道の暗いこと暗いこと
初めて通るから周りがどうなっているのか全くわからなくて、二人して川の音に怯えながら進みました
キツネに化かされているんじゃないかと本気で不安になりました
無事に馬路村に着いたときはほっとしたなあ
通り慣れてみると、なんてことない道なんですけどね

この綺麗な星空と、秘境感にあふれる高知が私は大好きです